おかえり

ともちゃんは昨日、三泊四日の旅行から帰宅しました。
私とNAKAJIから離れた後、色んなことがあったようです。
新しい浴衣を着て桐生祭り、水上にある水紀行館でマスのつかみ取り体験、高原のホテルに宿泊して、ツリートレッキングやプール。
お楽しみもたくさん用意していたんですが、アクシデントもてんこ盛りだったそうで、ともちゃんとおばあちゃんのドタバタ珍道中となったようです。


初めて両親から離れていとこの家に泊まり、淋しくてボロボロ泣いて電話をよこしたり。
おばあちゃんと二人で移動中、おばあちゃんが携帯電話を無くして連絡がつかなくなったり。
乗る予定のバスは、おばあちゃんが時刻表を見間違って行ってしまい、30分駅まで歩いたり。
お昼ご飯が鱒の塩焼き一匹だけで、お腹を空かしたり。
おばあちゃんがくたびれてしまい、帰りは新幹線で移動してNAKAJIと東京で落ち合う予定が、ギブアップ。
桐生のお姉さんが急遽仕事を休み、車で高原のホテルへ迎えに行き、我が家まで送って来てくれました。


泣いて電話がかかってきたのは驚きました。
最近のともちゃんは、
「お母さん、あっち行ってていいよ」
と私から離れようとしていたし、ちょっと思春期というか反抗的にもなってきていたので、まさかと戸惑いました。
無事ともちゃんが家に帰ってくるまで、いつ迎えに行くことになるかとヒヤヒヤ。
いつ電話が来ても出られるように電話を持ち歩き、いつでも行かれるようにガソリン満タンにして待機。
心配でゆっくり羽を伸ばすこともできませんでした。


本当はともちゃんがおばあちゃんとの時間を過ごし、自立への第一歩となるはずだったんですが、早く家に帰りたくて仕方なかったんだそうです。
正直、初めてのお泊まりで3泊することも、おばあちゃんと二人だけで旅行することも、初めから私はどうかなあ?という思いでした。
でも桐生の母からともちゃんへのプレゼントとして企画され、嫁としては見守りつつ応援するしかなく・・・。
ともちゃんは、来年は家族で行こうねと言っています。
今は愚痴をこぼしていますが、もう少ししたらあの時は・・・って笑い話になるでしょう。
いずれにしても、なかなか体験できない思い出になりました。