引き渡し訓練

土曜日ですが登校日。
1時間目終了後、大地震が起こった想定で避難訓練です。
親には学校から緊急メールが送信され、子どもを迎えに学校へ行きます。
地区の小中学校が一斉に行われる、引き渡し訓練が開催されました。


予めメールが来る時間はお知らせで通知されていたので、出かける準備万端で携帯を手に待ち、メールを受信してすぐに家を出ました。
学校が近づいてくると、すでに引き渡されて帰宅するお友達親子とすれ違いました。


私が学校に到着すると、先生と子どもたちは校庭で待機中。
ともちゃんは『○年○組』と書かれたプラカードを持って、クラスの先頭で立っていました。
校庭で待つ方も、家から歩いて行く方も、暑くて汗ダラダラです。
列に並んで私の番。
名前を担任の先生に言い、ともちゃんは
「この方は○○さんのお母さんですか?」
と尋ねられ、はいと返事をすると確認終了、引き渡されました。


帰りながら、ともちゃんと会話。
今日、私が学校に到着したのは、クラスで早いほうではなく真ん中くらいだったそう。
暑い中、木の陰にも校舎の影にもならない校庭の真ん中で、早く来て〜と思って待っていたことでしょう。
でも実際に災害が起こった時には、メールが来ることは分からず、もしかしたら私は買い物か何かの最中かもしれないし、準備万端にして出かけるのを待ち、即座に家を出るわけではありません。
ともちゃんには、
「時間が分かっていてすぐに家を出てもこれだけの時間がかかったよ。実際に起きた時は、少なくともこれ以上時間がかかるから、もっと待つと思っていてね。」
と話しました。
特に待つ身は時間が長く感じるかもしれません。
もちろん少しでも早くと、こちらもできるだけ急いで迎えに行くわけですが、時間がかかることが分かっていたら、心の準備ができるかな?と思いました。
何も起こらないのが一番。
でも、備えあれば憂い無し、です。