家庭教育講演会

昨日はつくば市主催の家庭教育講演会を聴きに行ってきました。
講師は、白梅学園大学教授の増田修治先生で、『笑って伸ばす子どもの力〜子どもの不快感情を共有することの意味〜』という演題でした。
教育講演会は毎年聴きに行っていますが、つくば市はいつも人気があって勉強になる講師の先生を呼んでくれます。
会場は2階席まで入っていました。


前市長の時は、担当局の偉い方が主催者挨拶に登壇していましたが、今年は五十嵐立青市長が自ら挨拶されました。
4人のお子さんを持つ市長は、講演を最後まで聴いて勉強しますと話されていました。


講演内容は、笑いあり、ジーンとする深い話あり、いくつも参考になりました。
・日々の忙しい生活の中で、ボーッとしている無駄な時間が長いと、つい早く早くと急かしていましたが、本当はこのボーッとしている時間が大切だということ
・子どもの言語力を伸ばし、丁寧に話しをしてコミュニケーション力をアップすること
・ポジティブとネガティブの間を揺れるのが人間で、それは子どもも同じであり、特に不快感情を大事にし、言語化すること
・子どもがうまく言語化できない時は、大人が翻訳者になって、不快感情を言い換えてやり、ネガティブ感情も含めて大事に共有すること


帰り際会場で、ある社会教育指導員の先生をお見かけしました。
ともちゃんが幼稚園の時に、家庭教育学級でお世話になった先生です。
ご挨拶しようと近づいていくと、先生も私に気づいて
「あら〜元気でした?ともちゃんは今何年生になったの?」
と、覚えていてくださいました。
4年生10歳になったことと最近のともちゃんの様子を、ちょっとお話ししてみました。
すると、
「ともちゃん、身長も伸びたんじゃない?女の子がお母さんの背に追いついて追い越す時、男の子がお父さんの身長に差し掛かって抜く時は、お互いに同性でライバルになりやすいのよ。脳の働きも変わるんですって。私にも娘がいるからよく分かるわ。でも、ともちゃんが順調に成長している証じゃないの。いつまでも続くわけじゃない、終わるのが分かっていることだから。」
とアドバイスをもらいました。
ふっと心が軽くなって帰ってこられました。
ともちゃんのイライラ、ネガティブ感情をうまく共有してやれるように、こっちもイライラしないで受け止められるようになれたらいいなと思います。。