甲状腺機能低下症

私はバセドウ病甲状腺機能亢進症)から、2006年に甲状腺亜全摘手術を受け、術後は甲状腺機能低下症です。
定期的に診察・採血検査を受け、体内では生成が足りない甲状腺ホルモンを、一生の間お薬(ホルモン剤)を飲み続けることで正常を保っています。


昨日いつもの先生にかかり、先日採血した結果を聞いたところ、甲状腺刺激ホルモンの分泌が過剰になっているとのことでした。

2012年3月 正常
2013年2月 甲状腺刺激ホルモン やや多い
2013年12月 甲状腺刺激ホルモン 多い

服用しているお薬が足りない

体内の甲状腺ホルモンが不足する

脳が甲状腺刺激ホルモンを多量に分泌
甲状腺にホルモンをたくさん作りなさいと指令を送る)

私の甲状腺はごくごく微量しか甲状腺ホルモンを作れない

さらに脳から甲状腺刺激ホルモンが出される

甲状腺ホルモンは、全身の細胞に作用して体内の代謝を調節する重要なホルモンです。
低下症になると、全身倦怠感、食欲低下、体重増加、むくみ、皮膚の乾燥、コレステロールの増加、うつ、といった症状が現れるそうで、放っておくと心臓病や動脈硬化など重い病気につながる可能性があるそうです。


今の私は何となく気になっていた症状があったので、それを先生に伝えて採血検査を予定より数ヶ月早めてしてもらいましたが、明らかにおかしいと病気を感じるところまでは至っていませんでした。
これは甲状腺刺激ホルモンは過剰分泌ですが、甲状腺ホルモンはかろうじて正常範囲内だったためでしょうか?


今回は処方されるお薬が増量されました。
毎日1〜2錠ずつですが、こんなにもたくさん飲むことになるのか・・・といつもお薬を受け取る度に思います。
仕方がないことなんですがね(^^;
お薬の量を変えたので、大体2ヶ月位で体内のホルモン量が落ち着き、次はまた3ヶ月後に採血をして、その結果で量の増減を判断することになりました。
もう治らない病気なので、上手に病気とおつきあいしていきたいですね。