母親学級

産婦人科で実施している母親学級を受講してきました。
プログラムは、
1. スライドを使って子供の歯について
2. 絵本の読み聞かせ
  『ぐりとぐら』『十二支のはじまり』
3. プリントを使って妊娠中の栄養について


特に、歯科衛生士さんによる子供の歯の話がためになりました。
離乳食が始まって1歳位の頃、子供はなんでも手でつかんで口に運びたがり、テーブルや床、お洋服をぐちゃぐちゃに汚す時期があるそうです。
お父さん、お母さんの中には子供がそうすると、親がスプーンで食べ物を子供の口に運ぶ人がいるそうですが、そうすると子供は自分から食べ物を摂取しないようになるんだそうです。
子供は食べ物に興味を持ち、自分の手で確かめながら自分の口に運ぶ成長の過程にいるんだとか。
この時期は子供がやりたいようにさせるのがいいんだそうです。


また、野菜をつぶして食べさせ始めた頃、子供は口からペッと出してしまうことがあり、親がペッてしちゃだめとしかると、しかられた怖さが子供の印象に残り、その食べ物を嫌いになることがあるそうです。
子供は野菜の味に慣れておらず、食べなれない味のために口から出したり、また噛む力、飲み込む力が弱いために繊維質の野菜を口から出すんだそう。
一度出したからこの子はこの野菜が嫌いなんだと思い、食べさせないのは問題外で、何度か食べさせたり口から出したりしているうちにその味に慣れ、噛む力や飲み込む力がついてきて、ちゃんと食べるようになるそうです。


歯磨きについては、3歳頃になり歯がある程度生えそろってから歯磨きを始めると、歯ブラシに慣れておらず口に歯ブラシを入れさせない子がいるそうです。
歯磨きは歯が生え始めたときから遊び感覚で始めるのがいいんだとか。
最初は親が目を放さない状況で、歯ブラシをおもちゃのように持たせたりくわえさせたりして慣れさせ、時には子供の歯磨きをしてあげるだけでなく、子供にパパ(ママ)の歯ブラシを使ってパパ(ママ)の歯磨きをさせたりして、次は○○ちゃんの番ねという具合に抵抗をなくすと良いそうです。


母親学級に行く前は正直あまり期待せずにいたんですが、受講してとても良かったです。
約30名の妊婦さんが集まりましたが、パパが参加していた方もいて、ためになる話に次回以降都合がつけば、NAKAJIにも聞いてもらえたらと思いました。