佐野厄除け大師

ベビちゃんを供養するため、水子供養でも有名という佐野厄除け大師へ行きました。
有名なだけあってか、私達夫婦の他にも次々とご夫婦や家族連れで供養に来ており、お供えするお花が売り切れるほどでした。
本当に悲しい思いをしている人は多いんだなあと、改めて痛感しました。


お堂の中には、大きな金色の観音様の像が立っていました。
私が妊娠中によく食べていた(=ベビちゃんもよく食べていた)マンナとヤクルトを持っていき、お供えしました。
お花とこけし、お線香もお供えすることにしました。


白木のこけしには自分たちで顔を描き、胴の部分にメッセージを書くようになっていました。
見本には、「やすらかにおねむりください」と書かれていましたが、私達夫婦にとってそのメッセージはしっくり来ませんでした。
悩んだ結果、「私達のところに来てくれてどうもありがとう」と書きました。


まだきちんとは心の整理ができていなかったので、拝んでいる最中にまた涙が出ましたが、不思議と心はちょっと穏やかな気持ちになれました。
きっと今頃は、観音様の足もとを楽しく笑いながら走り回っているのかな。
観音様に、元気ないい子だと頭をなでてもらっているのかな。