閃輝暗点(せんきあんてん)

月曜日の夕方、突然見え方がおかしくなりました。
ギラギラ光るような、テレビの砂嵐のような動くものが、視野の左下の方から現れ、15分くらいの間にみるみる視界に広がり、視野の左半分近くまで覆ってまともに見えなくなりました。
砂嵐のようなものがない右半分も、ピントが合いません。
こんなことは初めてです。
だんだんと不安になって家族に相談しているうちに、1時間くらいで消えてなくなり、元に戻りました。


少し調べてみたら、緑内障網膜剥離、脳腫瘍などの恐ろしい病名が出てきました。
このまま放っておくのは怖かったので、眼科を予約して診てもらってきました。


眼科に行くといつもやる視力検査や眼圧検査に加え、数種類の検査と目の中の写真を撮りました。
診断は、閃輝暗点
男性よりも圧倒的に女性に多く、片頭痛の前によく出る症状だそうです。
私の場合、あの時はその後に頭痛は起こらなかったんですが、片頭痛は1ヶ月に平均3回くらいあります。
先生の話では、ちょっと矛盾するけれど頭痛が起こらない片頭痛もあるそうで、要するに目の機能的な病気ではなく、脳の血流に原因があるらしいです。
「頻繁に起こるようならまた来てください、頭痛外来を紹介しますので一度かかると良いと思います。疲れやストレスをためないようにして下さい。」
とのことでした。


そして眼圧が高めだということも指摘されました。
人間ドックなどでは引っかかって、2次検査を受けるように言われる値だと。
眼圧が高いとかかりやすい緑内障には、まだなっていないそうでホッとしました。
治すには目薬を差すそうですが、差し始めたら一生差さなければならないため、緑内障にかかっていないのに薬を長く使うのは良くないからそれはしない。
今後、1年に1度は検査をして、経過観察していきましょうということになりました。


診察してもらい、ひとまずはホッとしました。
疲れやストレスって、この1ヶ月は仕方ないよなあ。
でも気をつけていきたいと思います。