大人のピアノ

最近は普通の楽譜ではなく、大人が初めてピアノを習い始めるテキストが豊富に出ているんですね。
NAKAJIも好みの教本を選び、日曜日からピアノを始めました。
先生はともちゃんです。
ピアノ歴たった2年半の先生ですが、なかなかしっかり教えています。


吹奏楽部だったNAKAJIですが、ピアノは初めて。
座るときの姿勢、足の置き方、指の形、どこがドの音か、から始まり、テキスト最初の曲「きらきら星」に両手で挑戦です。
トロンボーンやチューバ担当だったNAKAJIは、メロディーの楽譜に
「音符がいっぱい並んでる」
「両手一緒に楽譜読めない」
「右手のメロディーを弾いていると、左手弾くの忘れる」
などと、思った以上に苦戦しているみたいです。

ともちゃん先生は、自分は伸ばす音をきちんと伸ばせていなくて直されるクセに、
「ドー、2、3、4、ソー、2、3、4」
と教えています。


スラーの終わり、フレーズの切れ目で手首を挙げて息を吸うのも、ともちゃんは苦手でよく注意されます。
それなのにNAKAJIには、楽譜に鉛筆でチェックを入れ、先生にともちゃんがされるのと同じように、手首を軽く持ち上げて直しています。
そんなこと、初めてピアノを弾いたNAKAJIに注意したって、まだまだ難しいでしょうに(^^;


練習すること30分。
なんとか両手で最後まで弾けるようになって、日曜日のレッスンは終了。


昨日の夜は、
「今日はもう8時で遅いから弾かないよ」
と言いながらピアノの前に座ったNAKAJI。
見るだけと言いながら楽譜を開くと、

「がんばって できるよ」
というメッセージと、ともちゃんの似顔絵が描かれた青い付箋が貼られています。
これにはNAKAJIと顔を見合わせて思わず笑っちゃいました。
黙って内緒でこんなことされたら、練習しないわけにはいきません。
2曲目の「喜びの歌」を弾いていました。