ピアノコンクール本選

夏に予選を突破したコンクールの本選が行われました。
9月から4ヶ月かけて弾き込んできた曲です。
ともちゃんは緊張したようですが、世界に名だたるコンサートホールで、数千万円もするピアノを、いつものように弾きました。
予選よりは上手い子が多いなあという印象で、指のタッチが強くテンポが速い子が多いと思いました。
ともちゃんの音はまろやかに響いたように聞こえましたが、それが審査員の先生にタッチが弱いと捉えられたらどうしよう?と一瞬不安もよぎりました。


結果は、優秀賞。
賞状とトロフィーをいただきました。
結果が出るまでは本当にドキドキでしたが、とりあえず練習の成果が発揮でき、それが実を結んでホッとしました。


表彰式のあと、審査員の先生方お一人ずつからの講評が書かれた個票を受け取り、とても驚きました。
優秀賞の上に金・銀・銅の三賞があるのですが、あと1点で銅賞、あと3点で金賞という点数だったんです。
優秀賞に入れただけでも良かったのに、それを知ったともちゃんは、「なんだあ。くやしいなあ」だそう。
私が何より嬉しかったのは、点数よりも評価のお言葉です。
中には、「センスの良さと優しさを感じられました」「音楽的な演奏でした」と評価してくださった先生がいらっしゃったのです。
夏の予選から、ここまで成長できるとは!?
毎日の練習を頑張って、とても良かったと思います。
そして、音楽的な解釈を子どもに分かりやすく指導して、こんなに短期間でここまで娘の力を伸ばしてくれたピアノの先生に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。


写真はご褒美に連れて行ったイルミネーション。
青色を中心に様々な色のLEDを組み合わせて、何とも幻想的な空間を演出していました。
音楽に合わせて変化するイルミネーションのショーを見たともちゃんは、「アナと雪の女王に出てくるエルサの世界みたい」と、感激していました。