断水

うちのマンションで水が出なくなりました。
土曜日の今日、のんびり起きて、NAKAJIが入れてくれたコーヒーを飲みながら目を覚まし、8時半近くになってそろそろ朝ご飯にしようかと話していたところで、同じマンションのお友達からメール着信。
「お水は出ますか?」という内容。
えっ!?と慌てて蛇口を開いてみると出ません。
NAKAJIの話では、朝起きた時には出なかったけれど、その後コーヒーメーカーに汲む時には普通に出たので気にしなかったとのこと。


NAKAJIはマンションの防災会会長。
すぐにNAKAJIは着替えて1階に下りて行きました。
管理人さんや理事長さん、防災会メンバーや他の住人さんと状況確認。
どうやら断水になっているのは、市内一部地域とか町内というわけではなく、うちのマンションだけ。
警報が鳴ったので管理人さんが手配をし、業者さんの到着を待っているところだとか。
1階共用部の水道は水道管直結のために問題なく使え、大きなポリバケツを出して給水に対応する準備を整えたとのこと。
私はNAKAJIからの連絡で得た情報を、再びご近所のお友達へメール。


その後業者さんが到着して、給水ポンプのエアがみが原因で、それは処置できたそう。
しかし問題は、エアをかむほどタンク内の水量が減っていること。
いくらこの猛暑だから水の使用量が多いといってもそこまで減ることは無いらしく、他に水が減る原因があるはず。
引き続きNAKAJI達が外で調査をし、異常に多量の排水がされていることが判明。
午前11時過ぎ、ある箇所の配管が何かしらの原因でずれたのか、大量に排水されているということが分かりました。
工事の手配を進めたところで、朝食もとらずに出ていたNAKAJIが戻ってきました。


この間私はNAKAJIから度々電話をもらい、
・給水ポンプのエアがみは解消した
・これで給水が始まると各戸でごく短時間だけ水が使えるようになる
・しかしまた漏水して水が無くなって使えなくなる
という流れから、給水ポンプを意図的に止めたとの連絡を受けました。


この暑さの中で断水が長引くのなら、それに備えなくてはなりません。
幸い日頃から備蓄を継続していたので、飲料水からトイレの水まですぐに困ることはありません。
そしてこれまでの災害時と違うのは、断水だけで、電気とガスは使えること。
更には断水しているのはうちのマンションだけ。


ということで、取りあえず昼食は家で不便な思いをせず、近所に食べに出かけました。
午後からはお買い物。
買い物をして帰るまでの間に、何とか工事が終わって水が出るようになっていないかな?
そうじゃないとお風呂が困る。
最悪はレジャーをかねてお風呂も外に入りに行く?
なんて相談しながら夕方遅く帰路の途中で、マンションのお友達からメールが来ました。
午後になって配管の工事業者さんが到着して工事、乾燥が済めば水が使えるようになる、復旧予定は午後8時頃だとの情報。
晩ご飯にお弁当を買って帰り、自宅でお風呂に入ることにしました。
明日まで断水が続く覚悟をしていたので、今日中に復旧するのはホッと一安心です。
それでも大騒ぎな一日となりました。