ある楽器店で

今年からスタートした智ちゃんのピアノレッスン。
間もなく楽譜が1冊終わって次の新しいのになるそうで、最近では特にやる気が出てきています。
5月には発表会があり、それにも出ることになりました。
1月から始めたばかりでは出られないだろうと思いましたが、智ちゃんは「出たい!何でもやりたい!」とのこと。
先生に相談すると、何のためらいもなく「大丈夫ですよ。智ちゃんなら先生との連弾じゃなく、一人で弾けるんじゃないかな?簡単な曲を2曲くらい弾く形でどうでしょう?」と言っていただきました。
1歳半から続けてきたリトミックの効果が大きいんでしょうね。
これまでの練習曲より少し難しい発表曲に四苦八苦しながらも、毎日取り組んでいます。


そんな智ちゃんにメトロノームを買ってやろうかと、あるお店に行きました。
ピアノの練習中、よく「ママ来て〜」と呼ばれ、隣で「1,2,3,4」と手を叩いてリズムを取ることが多いんですが、メトロノームがあれば私がついていなくても自分でできるかな?と思ったりして。
お店で見ると、昔からある振り子式のメトロノームの他に、電子メトロノームもたくさんあって、どれが良いのか迷いました。
電子メトロノームはコンパクトで持ち運びができたり、四分音符だけじゃなく八分音符や三連符を刻むことができたりと便利そう。
でもピアノを始めたばかりの智ちゃんには、オーソドックスな振り子タイプが良さそうな気がしました。
振り子だと、音だけでなく目で見てリズムをイメージをできそうです。
そして楽譜に書かれた「Allegretto」や「Moderato」などの符号がどのくらいの速さか分からなくても、その文字に重りを合わせればリズムを刻んでくれるからです。
白、黒、茶色、ピンク、クリーム色などある中から、智ちゃんは水色を選択。
少し前から水色にはまっているからねえ。


メトロノームを買って帰ろうとすると、智ちゃんは店頭に置いてあるエアドラムに興味を持ちました。
数セット並んでいて、実際にヘッドホンをつけて試すことができ、3人の女子高校生?が代わる代わる叩いていました。
智ちゃんも「やってみていい?」と空いていた25万円のRolandのセットを叩き始めました。
もう満足しただろうというぐらいたっぷりと時間をかけた後ヘッドホンを外したので帰るのかと思ったら、「次はこれ〜」とYAMAHAの6万円に席替え。
でも間もなく「やっぱりこれ!」と25万円のRolandに戻りました。
子どもの耳は良い音を聴き分けているんでしょうか?