お盆です

午前中から父と一緒に、伯母といとこが眠るお墓、母方の祖父母が眠るお墓参りに出かけました。
お寺はお参りに来た車がごった返し、狭い駐車場と一本道でにっちもさっちも動きが取れない状態。
見かねたNAKAJIがさっと車を降り、父の車と他の車も含めて少し滞った流れがスムーズになるまで交通整理を開始。
おかげでようやく車を止められ、無事お墓参りを済ませることができました。


夕方からは親戚と時間を合わせて、母が眠るお寺さんへお墓参り。
そしてここでもまた強引にバックで一本道を出ようと下がってくるBMWのせいで、何台もの車が身動きストップ。
どうして八戸のお寺さんは、一般道から駐車場までの道がこうも狭くって混雑するんだろう。
と思った途端、バタン!とドアの音がして、またしてもNAKAJIが交通整理に降りていきました。
父も思わず「お、行ったか」とつぶやいた程で、私も笑っちゃいました。
強引なBMWを再度前進で奥まで戻し、その間にお寺に入ろうとする車を入り口にストップさせ、出る車を何台か先に出させて駐車スポットを空けさせ、待機していた車を奥のスポットに順に誘導し、BMWも方向転換させて頭から前進で出して、とりあえず再び流れを整えたところで交通整理終了。
「もう後は知らない」と笑っていたNAKAJI。
「ありがとうございました」「おかげさまで助かりました」と見知らぬ方に挨拶されました。


お墓参り後に本堂に入ると、お盆恒例の掛け軸が掛かっていました。
これらには地獄と極楽の絵が描かれており、父が智ちゃんに説明しながら見せてくれました。
「これがえんま様だよ、生きている時に良いことをしたか悪いことをしたか鏡に映されるんだよ。嘘をつくと地獄の鬼に舌を引き抜かれるよ、ご飯を残したり食べ物を粗末にするとご飯から火が出るよ。良いことをしていると観音様が極楽に連れて行ってくれるよ。」
私が子供の頃からお盆にだけお披露目されるこの掛け軸、見るのも聞くのも怖くって、ああ悪いことはやめよう、良いことをしようと、一年に一度反省させられたものでした。


夜は庭先で迎え火を焚きながら智ちゃんは花火を楽しみ、そしてグリルを出して家族みんなでバーベキュー。
姉の火興しではなかなか火が安定してつかず、お肉を焼くまで大分時間がかかってしまい、全部終わってホテルに戻ったのはもう10時過ぎ。
お昼寝なしで頑張った智ちゃんにとっては長い一日となりました。
ホテルに着くとバタンキュー、おやすみなさい。