マジックツリーハウス

今日は智ちゃんを連れてマジックツリーハウスを観てきました。
智ちゃんは映画館デビューです。


マジックツリーハウスは、ジャックとアニーが4冊の絵本の世界を冒険しながら4枚のメダルを集め、奇跡を起こして魔法使いモーガンを助けるというストーリー。
原作はアメリカ人作家のメアリー・ポープ・オズボーンが書いた児童文学シリーズで全世界で1億部を売り上げ、日本でも現在までに30巻370万部以上のベストセラー。
桐生にいる智ちゃんのいとこ(中学1年生)も全巻そろえてはまって読んだ作品で、今年のお正月にはその30冊を智ちゃんに譲ってもらってきたところでした。
だいたい小学生くらいが対象の本なので、智ちゃんはもちろんまだ読めませんが、「いってみたい!」と言うので試しに連れて行くことにしたんです。


作品はおよそ2時間、まだ4歳の智ちゃんには長いかと思いましたが、程よいタイミングで4冊の絵本の世界が展開していくので、飽きることなく最後まで観られました。
恐竜に追いかけられたり海賊が出てきたり、智ちゃんは怖いシーンになると膝の上に載せていたコートを持ち上げて顔を覆い隠したりしながらの観賞。
「ちょっとこわかったけど、たのしかった」そうです。
この映画をきっかけに、本の世界はおもしろいと、今まで以上に絵本や本を好きになって読んでくれたらいいなあ。


帰宅後に智ちゃんは本を開き、ジャックやアニーを真似て「ここへ行きたい」と本を指さしていましたが、もちろん本の世界に飛び込めるわけじゃありません。
「あれ〜行けないね〜」とまた別のページをめくり、再び「ここへ行きたい」とやっていました・・・。
それでも行かれないと分かると、「おかあさんも一緒に指やってちょうだい」と私のところに持ってきました。
持ってきた本は『魚』という図鑑。
アロワナのページを開き、次にはサメのページ。
「智ちゃん、サメのページに行ったら食べられちゃうよ」なんて言いながら二人で指さしてみましたが、世界は変わりません。
「なんで?」と尋ねる智ちゃんに、どう答えたらよいか分かりませんでした。
きっとツリーハウスではなくてマンションだからでしょうか?
映画の中に出てきた、床から天井まで本がぎっしり詰まったあのツリーハウス、私も行ってみたいですね。