クラシックコンサート

牛久市でクリスマス クラシック ファミリーコンサートが開かれました。
牛久市にある保育室が企画したこのコンサートは、0歳から入場OKで、しかも小学6年生までは無料。
保育室の室長さんが、ドイツのオペラ座を開放して子供たちに本物の『魔笛』を上演したのに感銘し、特にいろいろなものを吸収する0歳から6歳の子供達に、ぜひ本物を聴かせたいと、プロの演奏家によるクラシック音楽に触れ合う機会をつくってくれました。


ということで、智ちゃんを連れて行ってきました。
メゾ・ソプラノのうた、バイオリン、ピアノによる演奏。
プログラムは子供も飽きず、ママたちも楽しめるようにとても考えられていました。
クリスマスメドレーあり、ディズニー音楽あり、バッハあり、大きな古時計あり、どれも聴き知っている曲ばかり。
また、歌がメインの曲、バイオリンが主役の曲、そしてピアノだけの演奏と、演奏スタイルにも子供たちが飽きない工夫がされていたようです。


実際、胎教にもよいといわれるモーツァルトは、
・バイオリンによる 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク
・歌劇「フィガロの結婚」より 恋とはどんなものかしら のうた
・ピアノによる きらきら星の主題による12の変奏曲
とバラエティに富んだもの。


また、休憩をはさんだ第二部の初めは、ブルグミュラー25の練習曲より5曲を抜粋。
ピアノを習ったことのある人はバイエルの次くらいに弾くこの練習曲。
私も子供時代ピアノをやっていたので、とっても懐かしく聴きました。


そして最も感動したのが、『おかあさん』という歌。
もともとは合唱曲だそうで、今日集まったママたちにぜひとも聴いてもらいたいと、歌手の方がソロ用にアレンジして歌ってくれました。
「おかあさん、私を生み育ててくれてありがとう。感謝しています。」という内容の歌で、8月に母を亡くしたばかりの私にはタイムリーで、もう涙が後から後からあふれてきて止まりませんでした。
前から4番目の席でボロボロ泣いているのが恥ずかしかったです。


智ちゃんはちゃんと静かに聴けるか心配でしたが大丈夫でした。
後半ちょっと飽きてきた頃に、口に飴を入れてやると、最後までおりこうさんでした。
他の子供達も、曲の合間のおしゃべりでは騒がしくても、曲が始まると不思議とシ〜ンとして、聴いていないようで子供達もしっかり聴いて吸収しているんだなあと再認識。


私にとっては本当に久しぶりのコンサートでしたが、とっても楽しくリラックスできて、素敵な時間を得られたことに感激して帰ってきました。
ぜひ来年も聴きに行けたらと思います。