自転車のまちづくり

納車された自転車に乗ってお出かけ。
目的地は自転車グッズを物色しに山新グランステージへ。
普段は車で出かける距離でしたが、自転車で行ってみることにしました。
西大通りを通ってイーアスつくばを通り抜け、山新へというルート。


しかしながら出発して間もなく、西大通り沿いの歩道で非常に怖い思いをしました。
西大通りは国道で、自転車通行可の歩道になっているんですが、基本的に歩道幅はあまり広くありません。
それなのに以下のような箇所がありました。
1.下草が伸び放題で、歩道脇は壁。
  実質通行できる幅は60センチ位、ちょうど自転車1台分。
  歩行者がいたり対向車が来たりするとすれ違えません。


2.歩道脇の木が歩道上まで覆いかぶさっており、頭を下げながら通行。
  


3.下草が邪魔しているうえ、たくさん立てられたポールが走行を邪魔。
  
  2本並んで立っているポールもあれば、歩道の中央に1本立っているポールもありました。
  しかも曲がっているポールも多く、走行できる十分なスペースが確保されていません。
  真中に1本曲がって立っているポールなんて、もっての外!
  転倒させたいのか?って腹が立ってきました。
  こんなポールが何本も何本も出てきました。


4.下草と歩道脇の壁、草が邪魔をしている上、歩道上には土が堆積。
  雨の日に何台もの自転車が走行したようで、何本ものわだちができた状態で固まっています。
  その上を走行したらわだちにタイヤをとられて転倒しそうに。
  本当に本当に怖かったです。
  自分一人ならまだしも、智ちゃんもフロントに乗っているのでハンドルを取られやすく、このまま転んだら車道に落ちるかも、と一瞬恐ろしいものが脳裏をよぎりました。
  真後ろを走っていたNAKAJIも、見ていておっかなかったそうです。
  瞬間的に車体を倒さず真っ直ぐ!と思い、難を逃れました。


こういう不便さ、ベビーカーを押していたときにも少し感じていたんですよね。
つくば市は自転車のまちづくりを推進しているのに、基本的な整備すらまだまだ。
あれこれやる前に、先ずは今ある歩道を安心して走れる状態にして欲しいと思いました。
自転車も一人乗りばかりではなく、小さな子供を乗せた二人乗り、三人乗りもあります。
必要以上にS字走行してふらつきの原因にならないよう、転倒や事故につながらないよう、地図上、机上で物を見るのではなく、実際に女性が子供を乗せて走ったときを想定して、現場をきちっと確認して欲しいです。
こんなところから、つくば市を変えていかないと。


少し南下してくると、ようやくこれならと思える歩道になりました。

そして、ここ数年で開発されて新しくできあがった、研究学園駅につながる道沿いの歩道は広々。

歩道幅だけでなく、車道から歩道に上がる所の縁石に段差がほとんどなく、本当に走りやすいです。

それまでの道では縁石の段差が大きく、私も智ちゃんもガタンガタンと衝撃を受けていました。
やっぱり新しい道は色々と考えられて作られているんでしょうね。
そしてこの道に入ったら、智ちゃんはスヤスヤとお昼寝。
振動がちょうどよく、ゆりかごのようなんでしょう。


出発してからおよそ1時間で山新へ到着。
買い物後イーアスつくばへ戻り、お昼ご飯&お買い物&智ちゃんお昼寝。
夕方、筑波大学を通って帰宅。
午前中から丸々一日楽しめました。
車じゃないから荷物を増やさないように、余計な物を買わないのも良かったです。