歯医者さんにて

待合室の時計が10時を指すと、音楽に合わせてピエロが現れたり隠れたり。
智ちゃんはこのからくり時計に釘付け。
時計の真ん前まで行き、目をキラキラ。
ピエロがひっくり返って隠れると、「バイバ〜イ」と言って手を振っていました。
一通りの音楽と動きが終わると、パチパチと拍手。
まだ1歳半にもなっていないのに、ちゃんと状況を見て理解しているんだ〜と、親の方が驚かされました。


診察室に入ると智ちゃんは、いつも通り看護師さんに相手してもらいながら、おもちゃや絵本でお遊び。
ママの治療が終わったので、「智ちゃんお家に帰るよ。さあ、お片付けしようね。智ちゃんもナイナイしてね。」と促しながら、私はおもちゃのお片付け。
智ちゃんもきちんとはできないけれど、おもちゃを片付けたり、絵本の棚の扉を閉めたり。


診察室を出る時に私が「どうもありがとうございました」と言うと、智ちゃんは先生や看護師さんに手を振りながら、大きな声で「バイバ〜イ」。
その声にみんなが振り返り、「バイバ〜イ」と手を振り返してくれました。


日頃から特別しつけようと教えているわけではないのに、いつの間にか日常の挨拶や身の回りのことが身についてきてくれているようで、今日はとっても嬉しかったです。
日々少しずつ成長しているのを実感した一日でした。
今日で歯医者の治療は終わったんですが、智ちゃんにとってはちょっとした保育園を体験しているようで、本当はもっと楽しみたかったのかもしれません。