耳掃除

赤ちゃんの頃の耳掃除は、お風呂上がりに綿棒で耳の入り口付近をこちょこちょする程度で充分と、産婦人科で教えられました。
実際これで困ったことはなかったんですが、1歳4ヶ月を過ぎた智ちゃん、徐々に耳の奥がつまって見えるようになりました。
乳幼児は大人よりも新陳代謝が激しいので、確かに耳垢が溜まってもおかしくないかも。
かといって、赤ちゃんの頃と違って動くようになったので、なかなか耳の奥まで耳掃除をさせてくれません。
私の方も、普通の綿棒ではなかなか取れないし、耳かきでやるのは動いた時に鼓膜や耳の中を傷つけそうで怖いし。
そこで、赤ちゃん用の粘着綿棒や、オイル付綿棒を買ってきてトライ。
しかしやっぱり嫌がって暴れるので、耳の奥まではできません。


他のママさん達はどうしているのかな?とママ友に聞いたりネットで検索してみると、みんな耳鼻科に連れて行って取ってもらっているよう。
病気じゃないのに病院へ連れて行くのはお医者さんの手を煩わせちゃうかな?とも思いましたが、どうにも自宅ではできないので耳鼻科へ連れて行ってきました。


診察室で先生に「耳掃除をお願いします」と言うと、「あ、はいはい」と慣れた様子で診てくれました。
私が抱っこして診察イスに座り、智ちゃんの両足を私の足で挟み込み、智ちゃんの肩の上から両手で体全体を抑え込み。
看護師さんが智ちゃんの頭をしっかり固定し、先生が細いピンセットでスッと取ると、すぐに簡単に取れました。
両耳とも思ったより大きな塊が取れてビックリ。
智ちゃんは泣いて嫌がりましたが、あっという間に終わったので、あっという間に泣きやみました。


なかなか自宅では思うように耳掃除ができないため、どうしたらいいか尋ねると、先生は「すぐに簡単に取れるから、いつでも連れて来て下さい」とのこと。
かかりつけの耳鼻科は徒歩で数分の距離。
診察料は乳幼児医療費助成制度があって自己負担金は600円、これも数ヶ月後には口座へ還付されるし、何より安心して耳掃除してもらえるので、これからは定期的にお願いしようと思いました。