短歌

私の父は、短歌の会に入っています。
月に一回集まって、お互いに詠んだ短歌について無記名で投票、評価し合い、選ばれた短歌が一、二ヶ月後地元紙に掲載されます。


昨年里帰り出産のため私が帰省した際には、孫の誕生を待ちわびる歌、出産を詠んだ歌、孫を産湯に入れる喜びの歌など、智ちゃんシリーズを詠んでいました。
そしてまた、そういう短歌は気持ちの入り方が違うのか、不思議と選ばれていたようです。
おそらくは他の会員の皆さんも同じように孫をもつご経験があり、父の嬉しさがよく分かったため、お祝いの気持ちで一票投じてくれたのでしょう。


そして今年六月に一歳を迎えた智ちゃん。
今度は一生餅を背負い、ヨタヨタ歩いたネタで詠んだところ、また選ばれたと電話で嬉しそうに話していました。
つくばと八戸、遠く離れており、お会いしたこともない短歌の会の皆さんにまで、智ちゃん一歳のお誕生をお祝いいただき、成長を温かく見守っていただけているようで、ありがたいことだと思います。