クリスマスイブに

11月後半から、実家の父が入退院を二度繰り返しました。
最初の入院はケガ。
自転車に乗っていて坂道を下り、段差で転んでケガをしたのが始まりでした。
80歳を超えたいいおじいちゃんなのに、まだまだ自分は若いという根拠のない自信が災いしたんです。
父は過去に心筋梗塞をやっていたので、血液をサラサラにする薬を飲んでいて、そのために頭部の出血が止まらなくなりました。
他に足の付け根も血管が裂けて内出血が広範囲に広がり、処置して退院まで5日間位かかりました。
突然の連絡で驚きましたが、私はぎっくり腰の最中で会いにも行かれず、不安が募るばかりでした。


退院後数日して、今度は自宅で倒れて救急搬送。
脱水症状と急性腎不全で、意識が回復してからも、両手両脚が麻痺して動かず。
ケガしたところからの細菌感染が原因だったようです。
リハビリをして、ヨロヨロですが歩けるようになって、クリスマスイブの今日、何とか退院となりました。
サンタさんから父や私への何よりのプレゼントです。


最初に姉から電話で聞いた時には、震えが止まらなくなりました。
一時は命の心配をし、その後は寝たきりの心配。
離れているから様子が見えず、不安ばかりが膨らみました。
姉が仕事の傍ら毎日病院へ行き、面倒をみては様子をメールしてくれました。
さすがに姉も、父の最期かもしれないと覚悟を決めていたようでしたが、最悪の事態とならずにすんで、本当に良かったです。
元のようにバリバリ日常生活を送れるわけではなさそうで、これからの生活に不安がないわけではありませんが、とりあえずここまで回復できて、本当に良かったです。


画像は我が家のクリスマス。
今年はともちゃん、サンタエプロンとトナカイの角をつけ、超ご機嫌でした。
私は父が退院した安堵感も加わって、早々に酔っぱらってしまいました。