絵文字入りりんご

父から送ってもらったりんごの中に、絵文字入りのりんごが入っていました。
どうやって作るかというと、

まだりんごが白いうちに、このような黒い絵文字のシールを1個1個貼っていきます。
その後、太陽の光を浴びたりんごは赤く色づき、黒いところだけ赤くならずに白抜きされて絵文字が浮かび上がるという仕組み。


私が子どもの頃、うちの親戚でりんごの木を1本借りたことがありました。
時々りんご園へ行って、手入れのお手伝いをしたり、収穫をしたりしたんです。
その時に、シールではなく墨汁で、自分の名前やハートなどの好きな絵や文字を書き、このような絵文字入りりんごを作ったことがありました。
大人は梯子を使ったりして木の高いところになっているりんごに書くことができましたが、私はまだ小学校低学年くらいで、梯子は危ないからダメ。
立って手に届く、木の下の方になっているりんごにしか書かせてもらえませんでした。
木の上の方は日差しがよく当たって赤くなり、文字がくっきりと浮かび上がった綺麗な出来になりましたが、私のはあまり赤くならず、うまく白抜きできなかった覚えがあります。


今回ともちゃんは、初めて絵文字入りりんごを見て、とても気に入ったようです。
いつも私はりんごを6等分に切るんですが、ともちゃんのために3等分にカット。
絵文字の部分だけ残すようにし、もちろん皮も剥かずにともちゃんへ。
残りの3分の2はさらに半分にカット(つまりいつもの6分の1の大きさ)にして、私とNAKAJIで食べました。
ともちゃんは「もったいないな〜」となかなか食べようとしませんでしたよ。