キッザニア東京 その1

智ちゃん5歳の誕生日プレゼントとして、キッザニア東京へ連れて行ってきました。
キッザニアは3歳〜15歳の子どもが主役の街。
街の中には様々なショップや警察署、病院など90ものパビリオンがあり、子どもは大人の社会と同じようにお仕事をしたり、お客さんとしてサービスを受けたり習いごとをしたりします。
パビリオンは現実社会にある企業がスポンサーとしてついているものが多く、食べ物屋さんで作った食べ物は実際に食べることができ、ユニフォームや道具、材料も本格的。
そして「キッゾ」というキッザニア内のお金をお給料としてもらったり、支払ったり、銀行に口座を作って預けたりできます。
パビリオン内に入れるのは子どもだけ。
大人は手伝ったりできず、子どもは各パビリオンにいるスーパーバイザーの説明を聞いて自分の力で頑張ります。


行く前、智ちゃんにはキッザニアのホームページを見せて、どのパビリオンでどのお仕事をしてみたいか、いくつかピックアップ。
シティマップを印刷してマーカーし、あとは実際に行ってから混み具合と相談して決めることにしました。



朝6時半頃に自宅を出発。
車内からは完成してオープンしたばかりのスカイツリーが見えました。
7時半頃到着すると、私たちは98番目。

受付をしたインフォメーションデスクで智ちゃんのバースデーカードをもらいました。
誕生月に入場するとバースデーカードがもらえ、キッゾを支払うパビリオンでこれを見せると無料で体験することができ、スーパーバイザーからメッセージを書いてもらえます。


1.ソフトクリームショップのお客さん(日世)

入場後は真っ先にソフトクリームショップへ直行。
本当はピザショップやハンバーガーショップ、お菓子工場といった食べ物系はお腹が空いてきたお昼頃にお仕事できるとそのまま食べられて一番いいのですが、非常に混むため朝一勝負だという情報を得て、智ちゃんが一番やりたいソフトクリームショップには朝一で並ぶことにしました。
智ちゃんはユニフォームのエプロン、帽子をつけ、手を綺麗に洗って消毒し、自分でソフトクリームをコーンによそってカラースプレーでトッピング。
初めて自分で作ったソフトクリームは甘くて美味しかったようですが、早く次のパビリオンに行きたかったらしく、半分食べたら残りはママにくれました。


2.銀行(三井住友銀行

この後にお仕事するテレビ局の受付を済ませ、空いている時間に近くの銀行へ。
キッザニアに初めて行った智ちゃんは、キッゾの口座をまだ持っていません。
口座を開設しに中へ行かせました。
智ちゃんは何をしに入ったのか分かっていないようでしたが、「口座を開設してください」と教えたように言えたようです。
銀行の外からガラス窓を覗き込んで見ている親の方がヒヤヒヤ。
銀行員さんと会話をしているようで頭がうんうんと動いていたので、まあ何とかなったんでしょう。

お財布をもらい、キッザニア内のATMで利用できるキャッシュカードを作って自分で名前をサインし、受付でもらったトラベラーズチェックを現金に両替して戻ってきました。
親の方がハラハラドキドキしました。


3.テレビ局のディレクター(テレビ東京

スタッフジャンパーを着てお仕事内容の説明を聞き、リハーサルの後に本番。
もちろんテレビカメラマンも司会も出演者もみんな子どもです。
智ちゃんは一生懸命「5,4,3,2,1,キュー」と合図を送り、カンニングペーパーをめくっていました。
本番を収録したDVDはお土産にもらえました。


その2に続く