茨城県警音楽隊ふれあいコンサート

イオン下妻でおまわりさんのコンサートが開かれるとあって、智ちゃんと一緒に聴きに行きました。
県警音楽隊のコンサートは演奏もうまいし楽しいよ、と以前聞いたことがありましたが、そんなことをみんな知っているのか、会場は1時間前からどんどんイスが埋まり始め、開演30分前ではもう座る席がないほどで、立ち見のお客さんもたくさんいました。


集まった小さい子どもからおじいちゃんおばあちゃんまでが楽しめるように、演奏された曲目はバラエティーに富んでいました。
AKB48メドレーやマル・マル・モリ・モリ、昭和30年代の歌謡曲メドレーにテキーラなどなど。
警察官のコンサートだけあって、曲と曲の間には、夕方早めにライトを点灯しましょうとか、オレオレ詐欺に気をつけましょうといったようなお話を挟みながら、楽しくどんどん進んでいきました。


そして会場から飛び入りで楽団を指揮できるコーナー。
「指揮をしてみたい方?」という司会者さんの呼びかけに、「はい!」と大きな声で智ちゃんが手を挙げ、見事指名していただきました。
もちろん智ちゃんはこれまでに指揮をしたことなどありません。
初めての体験です。
楽団長さんの帽子を被せてもらい、団長さんに指揮を教えてもらいながら演奏スタート、曲は『ドレミの歌』です。

「演奏中はどうぞお母さん、楽団の中に入って写真を撮ってあげてください」と言っていただき、撮らせてもらったのが下の写真。
 

終わってから智ちゃんに尋ねると「ちょっと恥ずかしかった」と言っていましたが、本当にたくさんの観客を前によく物怖じせずにやったと思います。


でも実は、これには裏話があったんです。
昨日1月27日にはこのコンサートが土浦のイオンで開かれ、本当はこれを聴きに行ったんです。
行ってみたら客席から飛び入りで指揮をできるコーナーがあり、智ちゃんはやってみたかったのにはっきりと意思表示せず、もたもたしているうちに他の子が指名されました。
楽しそうに指揮をしている姿を見たら、「私もやりたかった!」と悔しくなり、へそを曲げてしまいました。
帰宅してからもどうしてもやりたかったと気持ちを抑えきれずに泣いていて、自宅で指揮の練習をするほど。
試しにネットで調べてみたところ、今日また下妻で開催されることが分かって連れてきたんです。
つまりはリベンジ。
ただし、やっぱり今日も他のお友達が指名されて智ちゃんは指揮ができないかもしれない、その時には怒ったりぐずったりしないで仕方が無いと諦めるんだよ、とお約束してのことでした。
いい機会を与えてもらえて本当によかったと、親としてもホッと胸をなで下ろしたのがホンネです。