小田のどんど焼き

昨日はつくば市にある小田城址どんど焼きが行われました。
つくば駅に到着したNAKAJIを迎えに行った足で、そのまま小田城址へ向かうと、もう車がいっぱい。
奥の方に駐車して降りていくと、竹で組んだ櫓が高々と空へそびえ立っていました。

うちから持参したお正月飾りを櫓の足下に置くと、まもなく着火。
初めて行きましたが、グッドタイミングだったみたい。

風の勢いもあって、炎はあっという間に頂上にあっただるまさんまで燃え上がり、櫓の太い竹までも燃え落ちていきます。
パチパチ音を立てて、時折パン!と大きな音を立てながら燃える炎、智ちゃんは今までこんな大きな火は間近で見たことがなかったので、怖くて泣き出してしまいました。


炎を囲む人々が手に持っているのは、アルミホイルに包んだお持ちを篠竹の先に刺した物。
切り餅2個を100円で売っていて、切り餅には電動ドリルで穴を開けてくれ、アルミホイルも篠竹も用意してくれています。
至れり尽くせりです。
穴の空いたお持ちをホイルでくるみ、長めの篠竹を選んで先端にさしてスタンバイOK!

竹の櫓が燃えて崩れ落ちたら、一斉にお餅を焼き始めるようです。
私たちは初参加で勝手が分からず、炎を囲む円の少し外側で様子見をしていたので後れをとってしまいました。
が、最初のうちはまだまだ炎が強くて、お餅はすすだらけになるだけでよく焼けないようです。
焼こうとして火に近づけると篠竹が燃えて、お餅を落としている人がいました。


少し火が落ち着くのを待っているうちに寒くなったので、私と智ちゃんはたこ焼きを買いに。
並んでいるうちにNAKAJIがじっくり焼いてくれて、柔らかい焼き餅ができあがり。
ただ焼いただけで何もつけないお餅がこんなに甘くておいしいとは!
これで今年一年健康で過ごせるかな?


帰る頃には太陽は沈み、すっかり夕闇。
小田城址の土塁上をかけまわる子供たちのシルエットがオレンジ色と藍色のコントラストに浮かび上がって、切り絵の世界のようでした。