ピアノの調律

先月我が家に届いたピアノ。
3年弱調律をしていなかったため、若干音がずれていました。
また湿気のせいか、鍵盤の戻りが悪い所がありました。
ゴールデンウィークを挟んで、今日調律をしてもらいました。


ピアノのあらゆるふたを外して分解し、さらに鍵盤も全部はずします。
当然のことながら調律師さんは手際よく、あっという間にピアノは裸ん坊。
刷毛を使いながら鍵盤下やピアノの内部の埃を掃除機で吸い取ったら、88本の鍵盤を1音ずつ丁寧に調律。
気になっていた鍵盤の戻りもすっかりなくなりました。


最後に鍵盤カバーの開閉に引っ掛かりがあり、部品の調整が必要と判明しました。
実は姉の家からピアノが届いた時からふたの開閉が渋いと感じていましたが、これまで5年ほど和室に置かれていたため、湿気を吸ってのことだと思っていました。
ところが実際に見ながら説明を聞くと、開閉する部分の部品がほんの2ミリほど不良品で、しっかりはまっておらず、今までは上に乗っけていただけだったそう。
本来ならこれまで4回も姉の家に来ていた調律師さんが、最初に気付いて対処するべきだったのでしょうが、なされていませんでした。
今日お願いした調律師さんが部品を外して持ち帰り、修理してくれることになりました。
鉄板を削って調整できれば安く済み、直らなければメーカーから部品を調達して、その実費がかかるということです。


はじめにピアノを買う際に姉がだまされたのか、はたまた私が姉にいいように買ったのか、残念な気持ちになりました。
まあ縁あって我が家に来たピアノです。
今ここでちゃんと直して、これからは大切に可愛がって弾いていきましょう。