雛人形

私は子供の頃、お雛様を買ってもらえませんでした。
どうしてもお雛様が欲しかった私は、二階から一階への階段に、持っているぬいぐるみやお人形を並べて飾っていました。
娘が生まれたら、できればお雛様をと思っていたところ、おじいちゃん、おばあちゃん達からもお祝いしてもらえるということで、NAKAJIと自分達なりに吟味して、とても気に入った雛人形を購入することができました。



お家に届いた雛人形、早速飾り付けたら、お部屋の中が何とも華やかで、それでいて引き締まった印象になりました。
毎日智ちゃんを抱っこしながら何度も眺めては、智ちゃん、お雛様とお話をしています。
智ちゃんは手を伸ばしてお人形を触りたそうにしています。



お雛様の優しい表情。何とも言えません。
購入した雛人形のお衣装は、京都西陣唐織りの帯から作られています。
一本の帯からは三対分のお衣装しかできないとのこと。貴重です。
柄は菊、桜、百合などのお花。金糸が使われ、とても絢爛豪華。
ふっくらと広がったお袖は、十二単のグラデーションがとても綺麗。
その十二単の裾は後ろまで長く広がり、ふんわりと厚みがあって、背中にはおめでたい松竹梅の刺繍がしてあります。



お内裏様のお顔は凛々しく、そして優しく。
お衣装はお雛様と共布が使われており、お内裏様の背中には、桜の刺繍がしてあります。


智ちゃん、健やかに成長して、いつか素敵な旦那様をみつけて幸せになってね。


雛人形を買う時の日記はこちら↓をどうぞ!
*雛人形を買いに - のほほん のんの