披露宴  感謝の手紙編

何度も何度も書き直した、両親への感謝の手紙。
「お父さん、お母さん」と読み始めた途端、ぐっとこみ上げるものがあり、次の言葉を口にできなくなった。
会場からは「がんばれっ!!」のかけ声が。
NAKAJIがすっと私の腰に手を回してくれ、がんばれと支えてくれた。
ちょっと心が温かくなり、一呼吸落ち着いてから、またつづけた。


その後も何度かとぎれたが、何とか最後まで読み上げることができた。
読み終えるまでずっと、NAKAJIは腰に手を置いていてくれた。
私は安心してこの人についていけば良いんだなぁ・・・と心強かった。



最後に今度はNAKAJIから、NAKAJIのおばあちゃんへお手紙と、私から花束をプレゼント。
80歳を過ぎて、遠く桐生からはるばる八戸までこの日のために来てくれた。
以前おばあちゃんの家を訪ねたとき、NAKAJIが子供の頃悪いことをすると、
いつも両手の親指にお灸を据えてやったんだ、と昔話をしてくれた。
NAKAJIの話をしたときのおばあちゃんのうれしそうな顔、
本当にNAKAJIをかわいがってきたんだなぁと思った。


今回のNAKAJIからのお手紙、おばあちゃん喜んでくれたかなぁ?
いつまでも元気で長生きし、今度はひ孫の顔を見てくださいね♪